2016-01-10から1日間の記事一覧
よく釈尊が説いたのは四諦だ空観だと力説してるところを見るけど、彼が対峙して闘ったのは、そういったあらゆる言説を生み出す主体に対する恐怖であって、それがどんな言葉の形をとろうが、彼にとっては大差なかったと思う。要するに「言説を『我がもの』と…
角川ソフィア文庫から発売の中村元「ブッダ伝」。手軽に要約されていて良い。原始仏典の翻訳をいきなり読んだら、その言葉がどういう行動の目的で使われていたのか分かりづらい(例えば「生を捨てよ」等)この本は具体的な行動(生涯)を基軸に描いてあるの…